2014年2月17日月曜日

地球休息日宣言 広瀬欣也



「毎年◯月◯日を地球休息日と定め、一切の経済活動を禁止します。」

 最近の大雪で、関東甲信越地方が大混乱をきたしています。
自然の猛威に戦々恐々とする日々ですが、近年の異常気象は地球環境の激変(特に大気汚染)が最大の原因ではないかと個人的には思っています。

 現在、資本主義経済化が地球規模で加速度的に進んでいます。
便利で快適な生活を誰もが望んでいる限り、この動きは誰も止めることはできません。自分自身もやはりこの便利な生活を手放すのは難しいことだと思います。

 寒ければ暖房のスイッチをひねればよいし、お腹が空けばコンビニが有り、トイレではおしりも洗ってくれて、夜道で獣に襲われることのない、昔から比べたら夢の様な生活にどっぷりと浸ってしまった我が身を振り返ると、本当の危険が迫ったときにはなんの約にも立たないのではと末恐ろしくなります。

 とは言っても自分だけがその危機にそなえて、サバイバル的でストイックな生活を心がけようなんていう勇気も残念ながら持ち合わせていません。

 しかし、周りの人がそうするならば、喜んで参加しようという「大きい物には巻かれろ」「みんながやるならやる!」的精神が染み付いてしまった私が提案したいのが、冒頭の「地球休息日宣言」なのであります。

 今の地球は、一年365日休みなくお酒を飲まされた肝臓のようなもので、休肝日つまり、休ませてあげないといけない状態なのだと思います。

 「一日だけ地球を休ませてあげましょう」
 なんて、上から目線の意見なのでしょうか、人間のエゴイズムなのでしょうか?

 話は元に戻りますが、地球休息日の一日は、電気ガス水道、交通などのインフラ、あらゆる経済活動を一斉にやめて一日だけ原始時代にもどってみるのです。

 今考えただけでは、できない理由ばかりが頭を駆け巡りますが、もしそんな日が全世界的に実行される日がきたら、そこから新しい考えや価値観がうまれ、より良い生活に発展するのではないかと妄想しています。

 そうしないと、かなり痛いしっぺ返しが待っているぞ!

そんな予感のするここ一週間でした。

 追伸:ネットで調べてみたら、4月22日はアースデイなのだそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%82%A4