2012年1月31日火曜日

逆さ富士

先日念願の「逆さ富士」がホテルの部屋から見る事が出来た。

それは明け方の5時頃だったが、実に綺麗であった。

所沢から非常に近いという利点から、過去に何度も富士山周辺の温泉を始め観光に訪れた事はあったが、「逆さ富士」をはっきり見られたのは人生において初めてのことだった。

今回は弊社内のゴルフ好きな12人で構成されているゴルフサークルというのがあるのだが、毎年恒例の年末1泊2日2Rという、今年最後のサークル忘年会も兼ねたゴルフ合宿で訪れた。

「逆さ富士」は一年でたったの数回しかはっきり見る事が出来ないそうで、とても貴重な経験が出来た。

何故、一年で数回しか見ることが出来ないかというと、見れるには様々な条件がある。

1、早朝

2、快晴

3、風が無い

4、水面に波が無い


年に何十日もありそうだが、これらの条件が全て揃う状況は中々無いみたいだ。

感動に浸りながら約15分が経過したが、徐々に風と共に水面に波が立ち、あっという間に「逆さ富士」がぼやけながら、完全に見れなくなってしまった。

たったの15分程度のドラマだったが、実に素晴らしい光景であった。

今回のゴルフサークル合宿は天候にも恵まれ、二日間トータルのスコアで優勝が決まるという最後まで緊迫した戦いがとても楽しかった。帰りに、俳優の反町隆史のホンダボクシィのCM撮影現場にも遭遇した。ファンだった松島奈々子と結婚した反町は今までどうも好きには慣れなかったが、ナマ反町は悔しいけど半端じゃなく実に格好良かった。 YUJI.H

2012年1月23日月曜日

文化力


国の文化力、組織(企業・団体)の文化力、コミュニティーの文化力、そして個人の文化力。

これを形成しているのは個々の文化力や在り方であり、それは国家においては「感覚資源」ともいえるのではないだろうか。

明治維新以降、西洋化に舵取りをし、傾倒してきた日本であるが、
その中でも、日本人の感受性=「繊細・緻密・丁寧・簡潔にモノをしつらえるセンスと能力」は、美意識でもあり、我々の誇りであると思う。

デザイナーの原研哉氏は、
「目を三角にして『新しさ』を求めてきた僕らのアタマが、少し平熱にもどって、まともに日常の周囲を見渡すゆとりができた」時代だと評価している。

また、この背景の一つとして短期的には3.11の影響もあり、
津波に流される家や車を見て、「物を所有することの空しさ」を感じた人が少なくあるまい。
そこからは、いらない物は買わない、つくらない、昔から使われている物を大事に使う、そういったシンプルな暮らし方を求める気分が広がったのではないだろうか。
そういう時代においてデザインは、不要な物を買いたいという欲望を駆り立てるためにではなく、
「社会の中で共有される論理的な側面」を打ち出すべきであり、
「いかに魅力的なものを生み出すかではなく、それらを魅力的に味わう暮らしをいかに再興できるか」が、今後の課題だと言っている。

これは、我々個人に置き換えるならば、
これまでの半ば盲目的に追い求めてきた、
豊かさや幸せの物差しは、何をどれだけ所有するか、どこに所属するか、どんな肩書か、いくらあるかetcといったマテリアルな人生指標・生活設計から、
「どう楽しみたいか」「どう生きたいか」そして、「どう在りたいか」という、哲学の伴った真のライフデザインへの転換であり、それが社会のグランドデザインとなり、国の文化力=魅力に発展するのだと思う。

これまで、国家(個人)は国際競争(幸福の追求)の下、経済力・軍事力(カネや物)によって「他を搾取する」ことで優越やレバレッジを効かせ発展してきた。

確かに貨幣経済システムが現存する世界において、また、物理的に身体を持つ人間は、カネと物とは切って離せないものではある。
しかし他方で、数年前に話題になり昨年日本の大手メディアで取りざたされた、ブータンの「国民幸福度」を、貴国の全体像や詳細まで知りもせず、唐突に自国の幸福度を数値で置き換えるのは、乱暴、幼稚と言わざるをえない。(そもそもこれはマッキンゼーがプロデュースしたもの)

あなたが幸せと感じる感覚や他者との信頼関係を数値に置き換えることができますか???

もう国も、経済力と軍事力で優越をつける時代ではないことは周知であり、今やアジアは「文化大競合」の時代で、すでに中国は2007年に「文化強国」宣言をしている。

どんな超大国(金持ちの人間)でも、文化力が強くなければ国際社会(他者・社会)から評価されない時代になっている。

震災はあまりにも大きな代償を負ったが、未来の在り方を見直す大きな契機になったことは事実である。


あなたは、自分の魅力を十分いかしているといえるでしょうか?
あなたの中に魅力的な文化を創造すれば、知名度や社会での評価は上がり、結果経済効果も期待できるかもしれません。
国際社会においては、国家の魅力的な文化力が国家の強みになることを、各国はよく認識しています。何よりもあなた自身が、文化創造の魅力に魅せられることでしょう。

A.I

2012年1月18日水曜日

いよいよ創刊!!

『東北復興新聞』創刊!

「東北復興新聞」がいよいよ創刊されました。

復興関係者向けの隔週で発行する「新聞」です。関心のある方はウェブより無料購読申し込みできます。

テーマは、NPO・行政・企業の連携

素晴らしい事例がいくつも生まれていますが、さらに連携事例が増える必要があります。

被災地は、この一年よりも、むしろこの4月以降こそが真の復興期となります。

一周忌までは国内外ともにメディアも取り上げますが、その後は静かなものになると推察します。(WTCビルもそうだった)

その一因は、国の様々な復興支援策(補正予算関連法案)が次から次へと期限切れを迎えるということ...


それぞれが、それぞれの立場で忘れることなく、側面支援をしていくことが大切です。

「東北復興新聞」は、紙での購読も可能です。

一人でも多くの方に読んでもらえることを期待しています。

なお、「巻頭言」には、先月のアエラ特集「日本を立て直す100人」にも選ばれた、私の旧友の「藤沢烈」が書いています。(昨年より東日本大震災復興対策本部ボランティア班に民間人として抜擢)


東北復興新聞

http://www.rise-tohoku.jp/?p=169

A.I

2012年1月13日金曜日

ブスの25箇条


宝塚歌劇団の施設内のあらゆる場所に、この「ブスの25箇条」というものが貼ってあるという...

個人的にはあの世界観は受け入れ難いものがあるが....あの厳しい世界であるから、この25箇条は本当に存在してもおかしくないと思う。

男女問わず、気品ある毅然とした姿には魅力を感じる。

思慮深さは人相に顕れる。

女性は内から沸き上がる可愛さのある人が好きである。

可愛いというのは、幼いことでもなければ、思わず守ってあげたくなるような、か弱い女を演じることでもない。

素直な心とひたむきさに、人は健気な本質を見いだす...

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男はどこまで行っても愛に対して素人である...

何でも、つかみ取るもの、探し出すもの、構築するものと考え、それに奮闘し躍起になる。

女性は、愛とは元々そこにあると感じることができ、自然に内に見出だすことができる。


ある女性曰く、

幸せってこの世の果てにあるんだってね?

この丸い地球で一番遠い場所にあって、追いかけても追いかけても逃げていくんだってね。

でもね...幸せって自分の背中にあるんだよ。

幸せって探すと一番遠い場所にあるけど、感じると一番身近な場所にあるのよ。


三島由紀夫曰く、

「愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である」

「男と女の一等厄介なちがいは、男にとっては精神と肉体がはっきり区別されて意識されているのに、女にとっては精神と肉体がどこまで行ってもまざり合っていることである」

「ある女は心で、ある女は肉体で、ある女は脂肪で夫を裏切るのである」

また、杉本彩はこう言っている。

「(あなたの性感帯はどこですか?)「脳です」」


よくも悪くも女性は男性よりも上手である。

その意味においては、男性は女には敵わないのである。


2000年以上続いている父系社会、男性上位主義
...

ここで、女性・
母性(男性にも内在する)というものを考えてみることは面白いのではないか。

男性の視点、男性の感覚で女性を計るのではなく、
男性からみた女性像、男性に都合のよい女性像ではなく、
女性本位の感覚で一考してみるのも多くの学びが得られると思う。



参考
≪ブスの定義≫語源辞典
 ブスは、漢字で「附子」と書き、トリカブトの塊根を意味する。
 漢方では、トリカブトの根を「付子(ぶし)」や「烏頭(うず)」と呼び、鎮痛・強心剤として用いられるが、
 猛毒となるアルカロイドが含まれているため、誤って口に含むと神経系の機能が麻痺し無表情になる。
 その無表情を「附子」と言うようになり、転じて醜い顔を「ブス」と言うようになった。
 ブスには、狂言を語源とする説もあるが、狂言に出てくる「附子」もトリカブトの毒薬のことで、
 ここから一般に広まったと考えられる。
 また、ブスは女性に対して用いられるため、「不(ぶ)」と女性をさす隠語「助(すけ)」の略という説や、
 「ぶすっと」や「不細工」からの派生し「ブス」になったとする説もあるが、狂言で用いられていた「附子」との
 関連性が見られないため有力とされていない。


A.I

2012年1月10日火曜日

辰者でいこう!!

いわくつきの2012年が幕を明けた。

本年は内外ともに緊迫した激動の一年となる。

世界に目を向ければ、今年は主要国リーダーの交代ラッシュが続く。

昨年末、北鮮の元首交代に始まり、台・露・仏・中・米そして韓と年末まで目が離せない。

国内では、政治的にも社会的にも機能不全状態に入っており、内外問題が複雑に絡み合い混迷の一途にある。

2011.3.11はまさにその象徴とサインであり、我々日本人ひいては人類が変容するための黙示と啓示であると思う。

既にどの世界においても、これまでの思考と手法に依存していては、立ち行かないことは明らかである。

沈没船や泥船にもかかわらず、

「そこにしがみ付いている者」
「沈没はしまいと疑わない者」
「自分だけは溺れんと思っている者」
そして、「自分は何に乗っているかもわかっていない者」と

まさに思考停止状態が蔓延・拡散している...

この『沈没船』とは、所属・関係している組織やコミュニティーなどのことではなく、

我々一人一人の思考や生き方そのものなのである。

人間の思考と行動様式、習慣などが家族、コミュニティー、組織、自治体、そして国家の在り方を形成しているのである。

2012年、我々はこの混迷の状態を、新たな時代を拓く契機とするべきであり、

それは我々の思考そのものが創り出すものであるからには、

我々一人一人が自らの内側から変革を起こすことから始まる。

人類は、すでにそれを自らの自由意志により、起こすことができるほどの、感性と力を持ち得た時代にきていると実感している。

Nothing is certain」(確かなモノなど何もない。)

いつの時代でもそうである。

確かなモノなど何もないことが、唯一確かなことなのである。

先はいつだって見えない。だからこそ、創造する価値と意義があり、そして学びがある。

不確実な未来は、人間の可能性の源泉である。

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今、世界から絶賛されている動画を紹介。

そこには、美しい世界を作るのに必要な「あるもの」が映し出され
ており、多くの人の共感を呼んでいる。

これは、「Life Vest Inside」というNYの小さなNPOで、彼らの活動目的はいたってシンプル。

「思いやりの大切さを多くの人に伝え、 そして世界をより幸せな場所にする。」

自らの意思で世界は繋がる。意思すればそれを実感、確信できる。

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Life Vest Inside - Kindness Boomerang - "One Day"
http://www.youtube.com/watch?v=nwAYpLVyeFU

A.I

2012年1月3日火曜日

厄明けまして…ハゲタカ

新年明けまして、私の三年におよぶ厄年も明けまして、誠に…

ホンに誠に、おめでとうございますm(_ _)mm(_ _)m


昨年は…イヤ、厄年はいろいろありました…


ヒトも、モノも、カネも・・・

ホントは厄年不幸自慢をだらだら書きたい所だが、
山田さんに笑われちゃう・・・


山田さんは陸前高田で出会った友人。広田湾の牡蠣職人。(CJHP参照)

この間、所沢に来てくれた。

相変わらずの飲んべーで、夕方からみんなで飲んだくれ。

騒いでる時に誰かが聞いた。

「山田さんは明るいね~」


そしたら山田さん笑いながら、

「親父も、お袋も亡くなって、散々泣いたし、眠れない夜もあるけっど、
俺なんかイイほうだ。もっと大変な人は山ほどいるさ~。
前さ見ねーとしょうがねーべさ。(笑)」


「・・・」




さあCJ諸君!!年は明けた!気合を入れ直し、今年もがんばろう!!


(オレがガンバレ・・・)