「啓蟄」TVからのこのワードが聞こえてくると春を実感する。長いようで短かった冬とも
おさらばである。
個人的な今冬はコロナと受験で忘れられない冬になるだろう。受験生二人を抱える身とし
てはコロナ以前に自粛が必要となるが昨年12月より丸三か月間一切外出はせずに家と会社
を往復する毎日だった。多少願掛け的な所もあったと思う。そんな完全自粛生活をおくっ
ていると案の定周りがざわつき出す。やれ夜逃げした、やれコロナに罹患したと人の口に
戸は立てられぬ状況だ。
完全自粛生活はメリットも多い。どこにも出かけないのだからまず出費が抑えられる。ゴ
ルフ、飲食代などの交際費はほぼゼロ。時間があるので仕事もはかどる。税理士にも褒め
られる。なんと言っても家族間の会話が増えるのが1番だと思う。家呑みしながら娘たち
の恋愛話で盛り上がるのが最高の時間だ。
受験の方はと言うと大成功とはいかずにまあまあとなった。これで私立大学生2名、私立
高校生1名と家計的には緊急事態となり自粛生活は当分開けそうにない。夢の早期リタイ
ヤは夢のままのようだ。