2013年9月2日月曜日

日本は世界最古の国      広瀬欣也



 今年の4月、ジャパンファインアートクラブに入会させていただきました。
簡単に説明すると海外のギャラリーに写真を販売するという目標を掲げた写真クラブであります。自分の写真を販売しようとする際、海外のキュレーターにまず聞かれるのが、「あなたはどこの誰で、どんな思想を持った人間なのか」ということがまず第一だそうです、そしてそれこそが一番重要なのだそうです。
 
 また、自分の国の歴史なども知っていて当然ということになります。そんなわけで最近、この国について勉強しているのですが、 50歳を前にして、とても恥ずかしい話では有りますが、なんと日本は世界最古の国であることがわかりました。

 神武天皇が即位したのが紀元前660年であることが日本書紀に記されていて、それから2600年以上の長きにわたり、神武天皇の男系の子孫が脈々と皇位を継承し、現在の天皇陛下は第125代であらせられられるのです。百代以上続く王朝は世界で他に例がないそうです。第2位のデンマーク千数十年 第3位のイギリスは千年に満たない。中国にいたってはまだ60年ほどなのです。(4千年かと思ってました)以下、表を参照してください。


 2600年の間、様々侵略の危機から逃れられたのは、奇跡的な神風が吹いたりしたこともありましたが、それよりもなによりも日本人が優秀であったからなんだと思います。以下は大航海時代(ヨーロッパの大侵略時代)に西欧人が日本を植民地化できないと判断した理由です。(引用)

武士の存在
 名誉心が強く、人に誇りを傷つけられるのなら、死を賭してでもそれを防ぐという武士は、征服する側としてはとても手ごわい存在だったでしょう。イタリアのイユズス会巡察師のアレッサンドロ・ヴァリニヤーノは「日本は何らかの征服事業を企てる対象としては不向きである。何故なら(中略)国民は非常に勇敢で、しかも絶えず軍事訓練を積んでいるので、征服可能な国土ではない」といっています。

進取の気風がある
 種子島に鉄砲がきて、二挺買い取ったらすぐそれを自らの手で作り上げ、10年のうちに日本に普及させる日本人の凄さ。これは新しい物を取り入れる気概と明敏さがあり、また、伝達網がしっかりしているということです。進取、自主ができない国が一般的で、植民地化されてしまいました。

民度の高さ
 字の読み書きできる人が多く、理知的で理解が早い。高い道徳性で秩序が保たれている。つけ入るスキもない。

上の命令はよく聞き、統率が取れている
 いざ戦いとなると手強い存在。

地理的条件
 日本はヨーロッパから遠く、また東南アジアの植民地からも距離があり、海に囲まれ征服の軍を出すにしても陸続きの兵站の供給ができない。

さらに前記理由の手強さを見るに、乗り込んでいっても、苦戦し、兵站の供給にも困り、よって勝つのは困難と考えたのでしょう。

 日本人は自分も含め、もっともっとこの国を愛し、この国に誇りを持つべきなのだと思います、この国を作ってきた先輩たちとこの国を背負ってゆく子どもたちのためにも。
 そして私は、この日本の素晴らしさを写真を通じて、世界に発信しようと思ってます。