2013年11月4日月曜日

外国人の社員を採用して感じた事          S.UENO

先月、弊社のグループ会社で初の外国人社員を採用しました。

彼の名はJ君。シンガポール人の青年です。
英語と中国語と日本語を話せます。

海外展開、特にアジア圏での展開を考えている我がベネックグループには、願ってもない優秀な人材です。
何度か直接話をしましたが、自分をしっかり持っていて、目的もハッキリしています。

比べる訳ではないですが、最近の若い日本人より元気だと感じます。


また、仕事のパートナーとして、R君という中国人の青年とも最近良く仕事をするのですが、彼もまた非常に優秀で、なおかつとてつもなくパワフルです。

彼と話をしていると、周りの若者の口からは出て来ない様なスケールの大きな話がぽんぽん飛び出します。
しかもそれを単なる大ボラや夢物語に感じさせない説得力があるのです。

それは彼がもの凄い量の勉強をしていることを知っているということもありますが、それだけではない気がします。


彼等が将来の世界に対する夢や希望をしっかり持っていることが自然とこちらに伝わって来ているのかなあと思うのです。

成長著しいアジアの熱量が自然と彼等に伝わって、強い自信や眩しいばかりの希望に繋がっているのだと感じます。

翻って、日本人の若者はどうでしょうか。


日本人の若者がダメになったとは言いません。
でも元気がないと感じるのは私だけではない筈です。

というか、日本人の若者が将来にあまり希望を持たなくなったのは、我々大人のせいなのでしょう。

我々は、今の若者やその後に続く子供達に、夢や希望を見せられる日本を作ってこれているでしょうか?

自問自答しました。



胸を張って若者達に引き継げる国を作るために、
もっと頑張ろう。



外国人の若者達と話しながら、そんな決意を新たにしたのでした。