2017年2月20日月曜日

火災のこわさ A.nogami

お隣の三芳町では、アスクルの倉庫火災で甚大な被害が出ています。
出火から丸4日を迎えた今日もまだ鎮火のメドはたっていません。
消防署はもちろんのこと、三芳町消防団の皆様も不眠不休で消火活動にあたってくれています。また、ふじみ野などの近隣消防団も応援に駆け付け、懸命に活動をしています。

一昨日の夜中には、スプレー缶に引火したとみられる爆発が2度確認され、町としても近隣住民の方々の一時避難をさせるなど大変な事態になっています。
また、煙を何日間も吸っていることによる近隣住民の方々の健康被害なども心配されます。

昨日の時点で、すでに東京ドームとほぼ同じ面積が焼損しているとのことで、今後倉庫倒壊などの危険も出てきています。

そもそもこの火災は、倉庫という性格上、窓などの開口部が少ないことに加えて倉庫内部の面積も広いため、消火のルートが確保できず活動は困難を極めています(もちろんスプリンクラーなどの所定の防火設備は設置されています)。
倒壊の恐れがあることから、中に入っての消火活動は危険を伴うため、重機で壁に穴をあけ外からの消火活動となっています。

さらに消火に使う水が足りなくなっています。
この倉庫がある上富という地域は、三芳町のなかでも少し高台にあるため、ポンプアップして水を供給しなければならないこともありますが、近隣の住宅などでは赤水が出たり、私たちが想像するよりも過酷な生活を強いられると思います。

私は仕事のうえで、倉庫近隣の方々や消防団の方々など日頃から大変親しくしていただいているので、心配が絶えません。

三芳町長からも出火直後から国レベルでサポートをお願いしたいと連絡があり、事態の深刻さを物語っています。

一日も早い復旧のためできることを精一杯やっていきます。


さて、米トランプ大統領の就任から今日で丸一か月が経ちました。
入国管理などを巡って、いろいろな意見はありましたが、安倍総理とトランプ大統領の会談は非常に和やかで、両国のトップがあのように信頼関係を築くことはとても重要なことだと思います。

昨年、伊勢志摩サミットで行われたG7首脳会談の参加者のうち、実に4人がその地位を去ることが決まっているなか、今もっとも安定している日本が世界でリーダーシップをとる必要があると思います。