韓国に留学中の息子が一時帰国するとのことで、息子に会いに九州に行ってきました。
待ち合わせ場所は、ヒタカツ・・・
HI・TA・KA・TSU?エグザエルのメンバーのような地名に困惑するハゲタカ。
謎の町の正体は長崎県対馬市の北端の町、比田勝。
対馬の場所さえ覚束ないまま、羽田から飛行機に乗り込み福岡空港で何十年ぶりかのトランジット。
レンタカーを借りて比田勝へ向かいます。
離島ということもありすぐに付くだろうと高をくくっていたのですが、なんと空港から比田勝まで2時間弱。
それもそのはず対馬は縦に100キロ以上ある巨大な島でした。
100キロといえば、我らの秘密基地JESTから伊香保温泉のある群馬県は渋川市まで行ける距離。
空腹も限界を迎え、腹も大分凹んだであろう(そんなわけない)その時、韓国人の集団の中に息子を発見。
息子をピックアップして(運転席に座らせて)、遅めのランチに向かいました。
対馬では対州蕎麦や対馬サバなど名産品を食べましたが、最もハゲタカの心と胃袋を鷲掴みにしたのは黄金穴子です。
穴子なんて鰻の下位互換。
恥ずかしながら50年そう思っていました。
しかし対馬市仁位(にい)にある、あなご亭は私の50年をたった一口で破壊してきました。
資材置き場の横にあるプレハブで出された穴子刺は50年以上食べ続けた鰻を超えていき、
穴子が私の上に立ちました。ハゲタカが穴子に降伏した瞬間でした。