香川県豊島にある美術館の中に「心臓音のアーカイブ」なるものがあるそうな。
暗い部屋に入るとボリュームを最大限に上げた心臓音が空気を揺さぶり、電灯が点滅するという。
室内のパソコンで自分の鼓動を聞くことができる。
この作者クリスチャン・ボルタンスキー曰く、
「大切なのは新たな巡礼場所を作ること」。
録音した参画者は10年で4万人。
近未来の墓所である。