2019年12月8日日曜日

十人十色      SHUJI


最近よく出くわす場面で感じることがある。
『十人十色』という言葉。

いろんな団体やイベントなどの場で感じることが多い
一つの意見や出来事に対しての
反応や思考 発せられる言葉
十人十色とはよく言ったものだなぁと・・・

ある人が出す答えがAだとしても
別の人にとってはAは受け入れられずBが正解だという

ある出来事が起きた時
それに対しての反応も様々
引っ掛かってしまうポイントも違う
どこで感情のスイッチが入ったのか・・・
何が琴線に触れたのか・・・難しい

ある話しがあった時
その中から言いたいことの本質を取れる人、取れない人
全くもって理解しようとしない人・・
自分の保身に必死になってる人・・・
何とか丸く収めたい人・・・

本当に十人十色だなぁと思う

現代っ子は読解力不足といわれているが
それは子供だけではなく一部の大人にも言えること(笑)

だから事細かに説明しなければならないし
本質の議論から逸れないように逸れないように・・・話す必要がある
自力の部分で努力するしかないのだろうが
「伝える」ということの難しさを痛感する

例えば
一つのグループでのLINEのやり取りで
その人の言いたいことを感じ取り やり取りされるのがオーソドックスだと思うが
全くもって 伝わっていないことのやり取りを見てるとちょっと面白い
はっきり言えないから 感じ取ってね!的なやり取りを もろスルーとか見ると
ある意味 不思議で心配になるときも
他人同士のやり取りではそれも微笑ましいが
対自分となると・・・ちょっと痛い(>_<)

これが
話し合いや会議とかになるとリアルタイム
目の当たりにするとどう軌道修正出来るのか否かが気になる

それぞれの人がそれぞれの意見や考えがあることはわかる
ただその時に 
相手の言い分を納得することが出来なくても
相手の言い分や立場を理解しようということだけは必要
そうしないと
100対0の話し合いを延々と聞かせれることになるから・・・

まぁ 伝える側のスキルも大事だが
一つの歩み寄りも持たずにいたら良い解決案にはたどり着かない
一通りみんなの意見を聞いて
最大公約数を導き 落としどころを探りたい

相手の言葉に反応するのではなく
相手の言いたい本質を抜き取り コミュニケートし合いたい

顔も形も背丈も生まれも みんな違うから当然といえば当然だが
十人十色とは 良く言ったものだと今更ながら感心する(笑)

それぞれの持っている物差しのサイズも違う
サイズが 数字や円の人もいれば 物の人もいる 志や心の人もいる
そんな様々な個性が現世では入り混じって成り立っている
それも今世での修行の一つなんだろうから
喜んでいただき自力での修行をすればいいんだろうな!
そう思うと 火中の栗を拾いに行っても楽しめるかも!