忘れることの出来ない3.11
昨年の4月から始めたボランティア活動ですが、今年10月宮城県七ヶ浜町でのボランティアを終えた時点で、のべ100日を超えました。
微力ながら「出来ることを出来るだけ!」のスタンスで続けてこられたのも、協力、後押しをしてくれる社員のみんなや家族のおかげです! またこんな私に後方支援をしていただけるお客様たちには感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな方々の代理で入る被災地でのボランティア作業、今後も一所懸命に取り組みますので、これからもご協力よろしくお願いいたします!
CLUB JEST 東日本復興支援プロジェクトVol,9
エンターテイメント集団XK徒 & CLUB JEST コラボ企画
「マジシャンKEI氏と行く スーパーマジックショー IN 陸前高田」
に行ってきました。
10月13日の25時にJESTで待ち合わせ
マジシャンKEI氏とマネージャーの長谷川氏と私の三人で出発
KEI氏のアルファードで私が運転、二人にはショー直後のため仮眠をお願いしました。
やはり排気量も大きい車だけにノーストレス! 気が付けば東北道の仙台を超えて泉までノンストップで給油がなければ、さらに走っていたと思います。
東北道一ノ関ICで一般道に入り 気仙沼経由で向かいました。
途中 気仙沼市内で、いまだに町の中に打ち上げられている大型船にみんなで手を合わせ、亡くなった方々の成仏と町の復興などをお祈りさせていただきました。
陸前高田市に入り獺沢漁港に着く前に 市民の森に立ち寄りました。
二人にどうしても見てもらいたくて! 山の上の展望台から見る地形が当日はどうなったのか… 半島の根元の土地がすべて海に飲み込まれて半島が離れ小島になってしまったこと、高田松原がいかに広がっていたか…などを見てもらいました。
その後 山田さんと会い、獺沢漁港矢の浦仮設住宅集会場で休憩をさせていただき、昼食をとりながら打合せを及川監督とし、午後の会場へ準備に出かけました。
一回目のショーの会場は 45号線沿いの米崎にある『はまなす』という地元物産店の土産物屋さんの手作りの特設会場です。
のべ40人くらいの方々にマジックショーを見て、笑顔になってもらえました!
途中には先日所沢に来てくれた 小友町野球スポーツ少年団のみんなもかけつけてくれて、ショーの後にはKEIさんの周りに集まってくれました。
練習の後の元気な姿と笑顔を見せに来てくれて ありがとう!
おかげで、とてもアットホームなステージになりました。
お土産物屋さんの前の通りはアップルロードというだけあって、とても美味しいリンゴまでごちそうになりました。
二回目のショーは 先ほど休憩をさせていただいた『矢の浦仮設住宅の集会場』
仮設住宅にお住いのおじいちゃんやおばあちゃん20人くらいの前でマジックショー。
最初は半信半疑で集まってくれた方々も終わってみれば集会場の前でマジックのネタについての意見交換会! あれは磁石だ!俺はわかった!など 聞いているこっちが楽しくなってしまう時間でした。
マジックショーを生で見たことがない人がたくさんいて 集会場では笑い声があふれていました!
浮くテーブルに真剣な眼差し ありがとうございました!
コインやトランプ1つでこんなにも人々を笑顔にしてしまうマジック…すごいなぁと思い羨ましくなりました。
宿泊先は 隣町の大船渡のプラザホテル
大船渡も大変な被災地、以前より道路の嵩上げは進んでいるようでしたが、まだまだ瓦礫の山もあります、一日も早く復旧復興を願います。
夕方 山田さんの長男の竜ちゃんが迎えに来てくれて、プレハブ小屋の『居酒屋いなかっぺ』へ
山田さん・竜ちゃん・スポ小のコーチの戸羽さん・KEI氏・長谷川氏と私との懇親会は幕を開けました!
お酒が入り マジックショーイン居酒屋となりみんなで盛り上がりました。
当然二軒目へ 大船渡の『カラオケラウンジ月華』へ
ここでも話題はマジック一色 KEI氏も次々にテーブルマジックを披露
この人は本当にマジックが好きで 他人を喜ばすことが好きなんだなぁと思いました。
ず~っとマジックショーを目の前で見られて時間はあっという間に過ぎました。
翌日、午前中に陸前高田のボランティアセンターや被災した市役所や病院を回りました。献花台のあるところでは手を合わせ、心の中で語りかけました。
ふと振り返ると、あの市民会館がありました。小友町の方々と私達を繋いだスポ小OB8人の子供たちが避難し被災してしまったと聞いた市民会館… 手を合わせ涙がこみ上げ…止まらない…
「出来ることを出来るだけ!」の支援を約束しその場をあとにしました。
市内の復興村の一角にある食堂で打合せをして
今回のメイン 三回目の会場『小友小学校の体育館』へ
小友小のすぐ隣には小友中学校がありましたが、被災し取り壊されるそうです。
小友小の体育館にも1m近く浸水があったと聞きました。床の板がはげかかっていたり、めくれそうだったり…その爪痕をはっきり残していました。
職員室に挨拶に行き、校長先生と打ち合わせ
KEI氏と仕組んで先生方に挨拶をしたときに 口からトランプを!で掴みはOKでした。
体育館に戻り準備開始!
マジックショーの手伝いは微妙です…どこまで入って手伝って良いのか?
ネタも仕込みもありますから… ということでさわりだけのお手伝いをしていると
子供たちも集まってきました!
今回は学校側の計らいで 昼食後の清掃時間をショーのために空けていただき全校生徒74人に集まっていただけました! 先生方や噂を聞きつけてきてくれた方、総勢100人弱といったところでした。
時間に制限がありましたが、子供たちも喜んでくれていました。
歓声があがるたびに こちらはジーンと胸が熱くなります。
最後のマジックは 先生が主役のマジックショー
ラストにどんでん返しがあり、生徒も先生も おお~! と歓声をあげて楽しんでくれました。
あっという間にショーの時間は過ぎ 名残惜しい気持ちをおさえて全員で集合写真!
子供たちの「また来てね!」「今度はいつくるの?」の言葉に温かいものを感じました。
今回はみんな仕事で来られなかったけど、CJ会メンバーとまた来たいと思いながら 子供たちとお別れをしました。
最後までじゃれてくれたスポ小のみんな ありがとね!
この場をご提供、ご協力いただいた小友小の先生方 ありがとうございました。
一日も早く子供たちがのびのび生活できる学校に戻りますように…願って止みません…
陸前高田にてのマジックショーを陰で支えてくれた 及川監督・山田さんに感謝し
みんなと別れ小友小をあとにしました。
陸前高田から出るとき あったはずの所に「奇跡の一本松」がなくなっていたのは少し寂しい気持ちになりました…早く戻ってきてほしいですね。
気仙沼に入り 復興屋台村『気仙沼横町』で休憩を~
そこでひょんなことから ゲリラ的にマジックショーを開催!
そこにいたスタッフやお客さんがとっても喜んでくれました!
いきなりたくさんの笑顔をいただきラッキーな気持ちのまま帰路につくことが出来ました。
今回のこの企画にコラボしてくれたZK徒さん
陸前高田の山田さん・及川監督
他 ご協力いただいたみなさん 本当にありがとうございました!
二日間の強硬日程でマジックショーを6か所
少しでも多くの方々にマジックで笑顔になってもらおうと始めたこの企画
無事に成功し 喜んでいただき 感謝の言葉までいただきました。
何よりもまた 元気の襷を渡されて帰ってきた気がします!
「出来ることを、出来るだけ!」
これからも微力ながら復興支援のお手伝いをしていきます!
*スペシャルサンクス~ マジシャンKEI !!!
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