2012年11月26日月曜日

住宅ローンからみる景況感 makoto


カレンダーがあと一枚・・。師走なのに選挙・・。仕事と選挙運動でぐったりしそうな12月ですが次期政権がきっと明るい未来に導いてくれることと信じてます。
 
 
今回の選挙の争点は色々と有りますが私は絶対に「景気回復!」をお願いしたいですね。それも早急に!
 


さて、マイホーム購入には欠かせないのが住宅ローンです。が、ここ数年この住宅ローンに異変が起きています。ローンが通らない!

実際にはどの位通らないかと言うと、約半分・50%くらいの申込みが(事前審査含む弊社の場合)否認されます。すごい数字ですよね。

住宅を購入したい方の二人に一人が家を買えない、そんな時代になっています。

では、どういう理由で否認されるかですが

1.お客様の属性が悪い

俗に言うブラックリスト。過去に延滞履歴がある場合は5~7年間は記録に残ります。基本、3か月以上滞納したらリスト入りです。
ここまでは常識ですが、なんと記録が消えない場合も有るみたいです。

例えば大手銀行が消費者金融を傘下に持つ場合、この消費者金融で事故があったらずっと記録が残りこの大手銀行では借入出来ないそんなケースも出ている様です。

また今後問題になりそうなのが、携帯電話購入を分割で支払う場合の延滞。えっ、こんな事で!?と思われるかも知れませんがローンと呼ばれるものについては

延滞しない事が重要です。当たり前ですが。

2.銀行の都合

サブプライムローンを経験した銀行が積極的に融資しない、所謂「貸し渋り」の状況。最近までは派遣社員や勤続が短い人にでも融資していたのが今は厳しいのが現実です。
 
職業での選別が始まってきているのでしょうか?これだけではなく物件価格の100%以上出ていた融資が物件によっては自己資金を2~3割要求してくるものもあります。

表向き銀行の融資基準は変わってませんが内部基準は大幅に変更されることがあるみたいです。


最後に融資申し込み(審査)時に絶対にウソはいけません!借入金等をきちん記載する事。「これぐらいは分からないだろう」とか「ずいぶん前の滞納だから大丈夫だろう」と思うでしょ?
全部わかりますから。個人信用情報機関というものがあり各個人のローン・クレジット情報が登録されています。銀行系・信販系・消費者金融系と分かれているのですが最近では情報交流を行っているみたいで全部筒抜けみたいです。


申し込み時、隣に奥様やフィアンセが居ると言えない事もあるでしょうがダメですからね。人間正直にいきましょう!



投稿者:小森 誠