我が家のご意見番、長女が絶賛就活中です。このコロナ禍「内定取り消し」「採用人数大幅減」「就職氷河期再来」と今年の就活生にとっては非常に厳しい現実が待ち受けています。世間の就活生はそうとうな努力をして内定を勝ち取るものと承知していますが、当の本人2・3社面接して内定もらえずに諦めています。長女いわく「就職できなかったら、夢の国でバイトつづけるから大丈夫」と早々にフリーター宣言です。はてに「就職浪人ではかっこ付かないから海外留学でもしようかな。留学費用お願い」と、どこかのセレブ嬢と勘違いする始末です。あほか!
「どげんかせんといかん」「どげんかせんといかん」元県知事の言葉が脳内を巡ります。
そんな5月下旬、取引先金融機関の支店長が来店されました。打ち合わせの最後に長女就活のグチを聞いて頂き、心配した支店長が人事部に連絡をしてぎりぎりでエントリーを完了することができました。
「金融機関も良いよな」
「就職できればどこでも良いよ。パパの会社以外ならね」
「くぅー」
人生は分からないもので、このぎりぎりエントリーが功を奏し、つい先日内定を頂きました。
「どんなもんよ。私はやればできる子なの」と自慢げにしていましたが「あと1日支店長の来店が遅れたら、一生夢の国でポップコーン売っている所だったな」と私。
それを見ていた次女が「2年後、私も就活だから、よろしくね!」と。
そう我が家ではこのハラハラドキドキがあと3回残っているのです。誰か代わって!