2011年11月21日月曜日

ユニクロの韓国戦略

先日久々に韓国・ソウルを訪れた時の事ですが、ソウル随一の繁華街である明洞(ミョンドン)で、日本を代表するユニクロの凄さを目の当たりにしました。

そこでは人が道に溢れ出し、とんでもない状況になっていたので、これから何が始まるのだろう?と近くに行ってみたらその店はこれからオープニングする店舗前でした。

まだ開店1時間前だというのに千人を超す行列が出来ていて、周囲を歩くとそこはユニクロのオープンに関係する公告ポスターばかりで、近くの駅構内やバス乗り場まで真っ赤なユニクロ一色で、ここは日本かと思えるほど恐るべきユニクロを肌で感じました。

ホテルに戻り色々と調べてみたら、総床面積が4000㎡とアジア最大の店舗だったみたいです。
アメリカもNY5番外に出店するなど、今やユニクロのグローバル化のスピードは凄い勢いがあり、国内は前年比で若干落ちているみたいですが、海外での業績は確実に右肩上がりみたいです。

柳井会長は国内の巻き返しの為に、来年は銀座で12Fのビル全てをユニクロにし、世界最大規模の店舗を作ると発表してました。

現地でユニクロ人気の現実を韓国の友人に聞いた所、「ユニクロの商品は地味だけど、どんな服でもコーディネートしやすいからファンなんだ」と話していました。
韓国では『安物は質が悪い』のは常識と言われているらしく、ユニクロは安いけど質が全く違うのが人気のポイントらしいです。