2013年9月9日月曜日

オリンピック開催決定!           S.UENO



2020年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決定しました!

一時はマドリードが追い上げてきて、接戦かもという観測も一部にありましたが、蓋を開けてみれば、ほぼ完勝といっていいのではないでしょうか。

さて、2020年といえば、あと7年後です。

7年という年月は、長い様でもあり、短い様でもあり。

実際問題としては7年もあればきっといろんな環境が変わっている事でしょう。

確実に言える事は、7年後のオリンピックに向けて、東京だけでなく、関東、ひいては日本国全体に必ずや経済的な効果があるということ。

ただし、それがどんな経済効果なのかは、我々国民ひとりひとりがこれからどんな気持ちで行動していくかにかかっているのだと思います。

ただ座して、「誰かが経済を活性化してくれるだろう」とおこぼれを期待しているだけでは、とうてい発展などできない、小さな効果しか生まれないでしょう。

幸運にも過去数十年の幸運な時代を経て、「自分ががんばらなくても誰かがなんとかしてくれるだろう」という気分がこの国に蔓延した結果が、この20年程の不景気を生んだのだと個人的には感じています。

がんばらなくてもなんとかなってしまったが為に、巡り巡って全体の競争力が徐々に削がれていってしまったのではないでしょうか。

しかし、時代はそんな怠惰な感情では、自らの存在自体許されないところまで来ています。

皆が、この機を活かして自分が何をできるかを一生懸命考えて、そして行動に移してこそ、投資額以上の大きな経済的効果が現れるのだと思います。

この機を捉え、この国がまた元気に羽ばたけるようになることを願って止みません。

ところで、多くの国民がオリンピックで盛り上がる一方、震災復興が一向に進まない現実もあり、被災地のみなさまとの意識のギャップがあるようにも思えます。

安倍首相が「オリンピックまでには原発は政府が責任をもって処理する。絶対安全だ」と発言して、いわば、全世界に公約した形になったので、復興の速度も上がるとは思います。

しかし、浮かれた話だけに気を取られて大事なものを見失ってしまわないように、引き続き気を引き締めて行く必要があるでしょう。

自分自身、どれだけ日本に、そして社会に貢献できるかを肝に命じて、このとてつもなく大きなイベントを迎えていきたいと思った、開催地決定発表の朝でした。


最後に改めて、

オリンピック開催地 !! おめでとうございます