お墓の豆知識をひとつ・・・
最近、テレビでも話題の・・・「墓じまい」。
子供の頃から両親に連れられて何時間もかけて田舎へ墓参り。
そんな両親も家の近くに自分が入る墓も買ったし、
そうこうしている内に私も仕事で忙しいし、両親も年をとって、
遠くに行くのが面倒になっちゃった。
あれ、墓の近くにいた親戚のいとこも東京に所帯もって
今年、叔父ちゃん亡くなったから、残った叔母ちゃん東京に来て
一緒に住むってさ。
じゃあ、誰が墓の掃除に行くの?
夏にやるご近所さんと通路の草むしりはどうするの?
それじゃあ東京に小さい墓でも買って、田舎のご先祖様も東京に引っ越すか!
じゃあ古い墓は・・・?
解体して処分。土地は寺に返そう。・・・これが「墓じまい」。
理由をまとめると・・・
○田舎・ふるさとに誰もいなくなっちゃった
○墓参り(墓掃除)に誰も行かなくなっちゃった
○墓の跡継ぎがいなくなちゃった などなど
それじゃあ早速墓じまいしよう!ってそんな簡単にはいかないんです。
そこで話題のトラブルとは・・・
○誰がどうやってご先祖を守るか親戚ともめる
○寺が拒否
○寺からの高額な離壇料の請求
○石材店からの解体・処分の高額請求 など
解決方法は皆さん調べればいくつか見つかると思いますが、
石のハゲタカからひとつ言わせてもらうと、
今、ふるさとの墓参りに行けたなら、「東京ばなな」のひとつでも買って
寺に顔を出す。
その後、親戚のうちによって「墓」の将来を語る。
事前準備としてはこれかなぁ、と思います。
あ、「東京ばなな」は親戚とふたつだ・・・