先月3年振りに北京に出張してきました。
中国はご承知の通り年々目まぐるしい成長を成し遂げていますが、私が感じるに実態は相変わらず中身の抜けた政策しかしていない雰囲気満載で、首都北京といっても夜は真っ暗で街灯は乏しいし、特に深夜の治安は悪化し、道路はゴミだらけで汚いし、空気は黄色いし、バブル期に建てたマンションが所々にゴースト化し入居者ゼロ、国民の格差の激しさは見た目でもわかるし、今の中国は本当に大丈夫なのかと思うぐらいです。
今回の出張目的は、北京の上場企業と業務提携する事になり、とても重要な訪中でしたが、お陰様で商談は成立し、今期の弊社の柱になりそうです。
国柄は微妙なところも多々ありますが、ビジネスチャンスと考えると、とにかく規模が日本の比ではないので、レールに乗りさえすれば大きなチャンスになる事は間違いありません。10年前とは違い今の中国はそれなりの商品品質も高くなりました。
中国はかれこれ10年に渡りもう30回以上は出張していますが、この後は今回の訪中での初体験談話です。
まず中国の高速鉄道、いわゆる日本の新幹線に初めて乗りました。
305Kで本当に走り続けていました。乗り心地もまずまずの安定感で、中々のものです。
ただ日本の新幹線と決定的に違うのが、車内の美化の意識の差です。
日本では有りえない、シート、通路の汚さと、トイレの汚さが目立ちました。
車内販売も超適当な感じです。それと一番面倒なのが各駅に空港みたいなセキュリティチェックがあり中々電車に乗れず、最低30分前に到着しないと乗り遅れます。
きっと治安が悪いのでしょうね。たかが電車に乗るだけで物凄い構えです。
一番の驚きは駅が日本の空港レベルの規模です。さすが土地の広い中国だと感じました。
中国の担当者に尋ねたところ、中国人は見栄を張るのが好きだから、外国人に対してきっと自慢したいのでしょうとも言ってました。
最後に北朝鮮のお店の話です。
中国の主要都市には北朝鮮国営のいわゆる美女軍団が経営する飲食店が多数あります。
今回訪れたのがショーレストランで最も高級店でした。
非常に高額なお店ですが、スタッフはまさに将軍様配下の美女軍団です。
10人ぐらい在籍していましたが、全員スーパーモデル級の容姿でした。
全ての売り上げは北朝鮮に送られるみたいです。
彼女たちは基本2年という人気で中国のそれぞれのお店で働き、それまでは集団生活で隔離され、絶対に国に帰れないというとても哀れな美女軍団でした。
この店は写真も禁止、当然女性にタッチも禁止、握手さえ禁止、私語も禁止という徹底した管理体制でした。その中で私は勇気を振り絞り隠し撮りを強行したので皆さんに公開しちゃいます☆
以上、簡単な北京滞在記でした(笑)
新幹線の巨大な駅 ↑
中国新幹線 時速305k ↑
北朝鮮国営ショーレストラン ↑
ショー前の食事 ↑
北朝鮮のおしぼり ↑
ショータイム ↑↓