あと1ヵ月と少しで”平成”も終わり新しい年号に変わります。
どんな年号になるか楽しみであり、またその年号を使用することに不安もあります。
当社の仕事の話で恐縮ですが、昭和から平成に変わった時は急な事もあり、我々IT業界
はすごく忙しくなった記憶はありませんでした。
昭和時代からすでに西暦を用いていたことが最大の要素だと感じています。
今回も需要の少なさにびっくりしていて、社外提出書類についてはある会社は和暦を
平成のまま使用し、時間をかけて西暦に移行する方法をとるいった手段でお金をかけない
としています。消費税のように利率が分かっているものは、それ相応な対応ができるのですが元号については予測がつかない為、我々も厳しい状況になってしまします。
社会的には日本の元号は海外では理解を示せない点もありますが、日本に生まれ育ち
生活してきた我々はやっぱり大事にしていきたい文化だと自分は考えます。
当社で仕事初めをした2日後に社員から結婚報告がありました。
報告をしたのは、男性社員で優秀でまじめな部下です、私との行動も多く気弱な人間で
IT業界によくいる人物です、西武百貨店のすし屋をとり報告をすることとになり、
連れてきたのは、これも当社の女性社員でお客様うけがよく信頼されている人物です。
びっくりという言葉しかなく、なんでこの二人が一緒になるのか分からない状況でした。
自分に報告した後日に社内に報告し、社員全員が驚きで現在もこのどよめきがあります。
女性社員は5年前に当社に入社してもらい、契約社員からはじめてもらいました。
片親で育ち、祖母に面倒をみてもらい、前職はブラック企業といった経験で当社を
すごく愛していてくれていて、相談もちょくちょくしてくれる、まるで娘のような
存在です。この報告を聞いた時にまるで親の気分でうれしい反面、男性社員にすこし
ながら怒りも覚える感情が湧き出ていました。しかし時間が経つにつれこの男だったら
幸せにできると思い、今は祝福のみになっています。
自分もこの歳になり、社員は年々若い人材が入社しこのケースが増えてくると思って
います。
そろそろ会社も人生もバトンタッチすることを真剣に考えなければいけないと痛感
しているこの頃です。