今日午後4時から実に2年ぶりとなる党首討論が行われます。
今回の党首討論では菅総理と野党4党首が合計45分間にわたり議論を交わすもので、その最大の議題は、コロナとオリンピックのようです。
この党首討論、予算委員会の集中審議などとどう違うのか。結構よく聞かれる質問です。
まず予算委員会では、質問者が総理に答弁を求めても、他の閣僚が代わりに答弁することが認められている一方で、党首討論は政府側の発言者は総理しかおらず逃げ場がないのです。
次に予算委員会では、基本的に政府側は質疑に対して一方的に答弁する立場であり、逆質問などは原則として行われません。一方、党首討論はその名のとおり「討論」であるため、総理から野党党首への逆質問が可能です。
もちろん先手は野党党首ですが、その質問に答えつつ、逆質問で攻勢をかけて主導権を握るなんてことも可能なわけです。
このような点にもご注目いただきながら、党首討論を見てみると面白いかもしれません。