CLUB JEST 東日本復興支援プロジェクト Vol、3
「陸前高田・広田湾の獺沢(うそざわ)漁港に牡蠣養殖用の作業場を建てよう!」という目標を掲げ
10月25日から動き始めてきましたが、ついに11月29日に完成し、
建物の鍵を広田湾漁協青壮年部 小友支部会長の山田さんに手渡すことが出来ました。
ご賛同いただいたみなさまの心をつないで完成したこのプレハブの建物を
私たちは『襷(たすき)小屋』と名付けました。
当日はCJ会のメンバーも合流、陸前高田入りして作業に没頭しました。
このプロジェクトは、私たちの趣旨にご賛同いただけた方々のご寄付と温かいメッセージ無くしては出来ませんでした。
「ほんとうにご支援ありがとうございました。心より感謝いたします。」
当初の予定では、漁港の入り口のすぐのところに建てる予定でしたが、いまだ地盤沈下などの問題があり、少し小高い丘のところに建てました。
これからここで地元のおばちゃんたちが牡蠣やわかめの作業などされるようです。
たくさんの笑い声が響く小屋になってほしいですね!
みなさまからの心温まるメッセージをそのままシールに転写して、建物の外側と内側に2枚ずつ貼らせていただきました。
漁港の方々も、その作業を笑顔で見守ってくれて「いや~これは目立ってまた取材が来てしまうな~」なんて言われていました。
一枚一枚に目を通し、心を熱くしていただくのは、私たちが引き上げた後なんでしょうね!
なんせ 作業が上手ではないメンバーが多く 手は進まずに口とにぎやかさだけが取り柄のチームでしたから…(笑)
ただ そんなメンバーとのやり取りが いろんなものを背負っている方々には憩いの一時になっていたのではないでしょうか
メッセージを書いていただいたみなさまも、ぜひ陸前高田・広田湾の方に行かれた際には この漁港に立ち寄り ご自分のメッセージと善意のお気持ちが形になった『襷小屋』をご覧くださいね。
その時は漁港の人に「獺沢漁港の高田純二さんいますか?」って聞いてみてください。
会長の山田さんが笑顔でお迎えしてくれるはずですから!
シール貼りの作業を終えたとき
漁港のマコトさんが ひっつみ汁(すいとん)を持ってきてくれて
襷小屋の前で即席の鍋昼食になりました。
~いや~美味しかった!!!こういうひと時が嬉しいんだよな~
午後は 牡蠣の養殖用のイカダ作りのお手伝いをしました。
私たちCJ会のメンバーの肉体労働作業です…(作業のクオリティに難ありだった…かも)
故に当然 何度も何度もみんなでナットの閉め忘れがないかどうか…の確認をしました!
作業中「面一(つらいち)」という言葉の意味がわからず、てこずっている人がいて・・・笑いの絶えない作業になりました。
今回のプロジェクトを通してたくさんの人たちから温かいものをお預かりしてお届けすることができました。
みなさまのご協力があって、CJ会メンバーの協力があって・・・本当に感謝感謝です。
まだまだ、これからも復興のため少しでもお役にたてるように動きますので、引き続きよろしくお願いいたしますね!
この『襷小屋』が少しでも震災により被災した方々への明日へのエールになってくれたらと願って止みません。
まだ見える所の復興は遠い…しかし着実に人々の心の中には復興への灯りが点灯している!
そう感じた一日になりました。
小さい事でも『出来ることを、出来るだけ!』これからも復興支援!がんばりましょう。
*今回メインで使わせていただいたロゴ
『襷小屋』と『がんばれ獺沢』は所沢市の読売新聞所沢センター代表 山畑儀雄様にお願いし被災地のみなさまへエールを送るような温かくて力強いロゴを描いていただきました。
山畑代表 ありがとうございました!
追伸
今回も先乗りして陸前高田ボランティアセンターに長男と二人で入り他所にて作業をしました。田んぼの瓦礫撤去など、まだまだ人手が必要です。現地へのボランティアは毎月継続で行っておりますので参加希望の方はご一報ください。
ちなみに 滞在中 また夜中に地震で飛び起きました…終わらないですね…