2012年4月17日火曜日

勇気と情熱

今日は私 広瀬の番ではございませんが、代表が被災地にてボランティア活動のため、交代させていただきました。

 はて? どんなことを書こうかと思いあぐねていたところ、ふと机の前の壁に目をやるとそこには、作家 浅田次郎氏の「勇気と情熱さえあれば何もいらない」と、直筆(もちろん印刷ですが)で書かれた短冊風しおりが掲げられていたのです。
 
 これは、去年の七夕の季節に、売り上げが義援金になるという短冊を購入したときに同封されていたもので、この言葉が気に入って壁に掲げていたのでした。

 普通短冊には、希望を書きます、たとえばこの場合「勇気と情熱がほしい」と、ところがそれを「勇気と情熱さえあれば何もいらない」と一工夫するところが、さすが、プロの作家だなって感心してしまいます。

 写真もまたしかりで、良い写真にはなにかひとつ仕掛けがあるというか、エスプリが効いてるものなんです。
 
 むかし、篠山紀信氏が、「ぼくには写真の神様がついていて、たとえば、ここでいい雲がこいって思うと画面の端からいい感じの飛行機雲が現れたりするんだよねー」なんて言ってたのを思いだしました。料理で言うと隠し味みたいなものですかね。
 
 話は「勇気と情熱」に戻ります、あらためて「勇気」ってなんだ?

勇気(ゆうき)とは、普通の人が、恐怖不安、躊躇、あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。勇ましい強い心をいう。

さらに
情熱(じょうねつ)とは、激しく高まった気持ち。感情が熱している(熱されている)心理状態。

とあります。(ウィキペディア参照)

 そこで、ひとつ思い出したことがあります。遠い昔、小学生の頃はじめてバック転が出来た日のこと、後向きで飛ぶのが怖くてものすごく躊躇しているのだけれど、いざ勇気を決めて「えいやっ」ってやってみると、もう次からは全然平気でできたこと、小さな壁を乗り越えたあの日。昨日までの自分とは違う自分になれた気がした。
 
 あれから、40年くらいか、、、、あらためて勇気と情熱を思い起こし、明日からがんばってみよっ!

 しかしこうやって、ブログを書くことによって自分自身、新たな発見があるのはいいことですね。

 今週末は、メンバー全員で被災地の海苔を販売しますね、勇気と情熱でつくられた海苔を、勇気と情熱をもって販売しましよう!