2015年5月18日月曜日

約束を守る             S.UENO


私が毎月定期購読している雑誌の記事をご紹介させて頂きます。



創業211年の歴史を有する
大手総合建設会社の清水建設。
驚きの深海未来都市構想や宇宙ホテル、
海上に浮かぶ環境アイランドなど、
驚くべき夢の挑戦を続けています。
売上高1兆3千億円、社員1万1千人を超える組織を
率いているのが宮本洋一社長です。
トップリーダーが語る、
ビジネスマン時代に学んだ「仕事の鉄則」とは――。


仕事の鉄則は「約束を守る」と「段取り八分」


いまでも鮮烈に記憶していることがある。
ある現場で、鉄筋圧接工の親方に、
「次はこの日に来てください。それまでにこういう段取りをつけておきますから」
と約束していたにもかかわらず、作業が予定どおり進まないまま、当日を迎えてしまった。
彼は現場に現れるや否や、
「これじゃ、仕事にならない。
俺たちは請け負った仕事をして日銭を稼いでいる。
部下にもちゃんと給料を払わなきゃいけない。
どういうつもりだ。もう二度とおまえのところには来ない」
と言って、怒って帰ってしまったのである。
それまでその人とは非常に仲良くしていて、
信頼関係を築けていたのだが、
私のたった一回のミスによって
ひと溜まりもなく関係が壊れてしまった。
当日までにきちんと段取りをつけることが大前提であるし、
それが仮にどうしてもできなかったとしたら、
前もって事情を説明し、「あと1、2日延ばしてほしい」と言うのが筋だろう。
結局その時は、その会社の社長が取り持ってくれて、その後も継続して仕事を頼むことができたのだが、完全な関係修復にはなかなか至らなかった。


仕事は一人ではできない。
いろいろな人との連携によってつくり上げていくものである。
ゆえに、仕事で大事なことは信頼関係であり、信頼関係を築くためには「約束を守る」ことが最も大切だ。
裏を返せば、「できない約束はしない」ということである。

以下続く



当たり前の事を言っているのだが、改めて自分に置き換えてみると、考えさせる話であった。

約束と一言で言っても、仕事の重要な約束に始まり、友達や仲間との会話の中で軽い気持ちで話した約束、飲んだ席での軽いノリで話した約束・・・色々ある。

当然自分の中で重要な仕事の約束は、私を含めて皆さん本能的に守ろうとするのは当たり前の様に思うが、それ以外の約束はどうだろうか?

約束についての考え方、優先順位の付け方は人それぞれだと思うが、私は改めて自分の言動について考える良いきっかけになった。

予定の管理の仕方も人それぞれだが、皆さんご承知の通り、私は相も変わらずアナログで自筆で書く手帳で管理をしており、自分なりにかなり細かく(くだらない内容も多い。笑)忘れない様にしているつもりだが、今日整理してみるとかなり抜けてしまっている事が多いことが判明してしまった・・・

仕事も、ベースにあるのは常日頃のお付き合いの上に成り立っているものであり、これをおざなりにしていては、最終的には仕事も上手くいかないのではないかと思う。

つまり、出来ない約束は些細な事でもしない!事なんですね(笑)

私の友人の一人は、自分の仕事等の約束は自業自得で済むけど、知人友人の約束はどんな事があっても守るという男がいる。

彼曰く、人の時間を大事にしないやつは、自分の時間も大事にしてもらえない!だそうだ。

また、約束を守らない人間は段取りも悪いように感じるのは私だけだろうか?



以上、私、今日から安請け合いはしないし、出来ない約束もしません!

でも約束したことはキッチリと全力で実行する事とします!(努力します!笑)

皆さんの約束に対する考え方ってどうですか?