2016年5月2日月曜日

出来ることを!      SHUJI


この度の熊本地震により被災された方々に
心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。

東北の震災から5年・・・
何とか目に見える復旧は進んでいたかのような気持になっていた
そんななか
今回は九州の熊本から大分にかけ地震が・・・
ニュース映像で見る熊本城や潰れた民家、地滑りあとなど
本当に胸が苦しくなる。

いち早くボランティアに駆けつけている人々を見ると
「ありがとうございます!」と凄く胸が熱くなる。
本当に感謝!
みなさんが無事で作業できますようにお祈りいたします。

もどかしいが、すぐに駆けつけられない分
自分が行ける東北へのボランティア活動に頑張ろうと思う。
今年に入って
大船渡~陸前高田~気仙沼~石巻~七ヶ浜~南相馬へと
行ってきたが、まだまだお手伝い出来ることがたくさんあるから。


その反面、SNSなどでは
有名人の拡散されたFBやブログに対して
誹謗中傷や異論を唱える人もいる・・・
潰されてしまった家の中に入り、泥棒を働く輩さえいる・・・
こんなニュースを見聞きすると、やるせない気持ちになる。


一刻も早く
被災された方々が幸せの日々を取り戻せるように願ってやまない・・・それのみ。

ニュース映像には出てこない
たくさんの問題やトラブルや涙があそこにはあるはず
なんとかほんの少しでも出来ることはないのか・・・考えている。


この5年間
東北は陸前高田の野球少年たちを
西武ドームに招待し、グランドでライオンズ選手たちとハイタッチしたり
、国歌斉唱したり、所沢を案内したり、マジックショーをしたり
福島県の養護施設の子供たちを
西武ドームや西武園プールに案内したり
当会メンバーで東北何ヵ所かでボランティア活動をしたり
陸前高田の漁港に牡蠣の作業小屋を寄付を集め建てたり・・・

微力ながら何かしら出来ることをCJ会でもさせてもらってきた。


今回は九州の熊本
同じようなことが何か出来るのか・・・
というより
同じようなことが良いのか・・・もっと求められていることがあるのか・・
それが何なのか・・

よく目にするが
押し付けているボランティア活動や支援はしたくない。
支援する側の自己満足のような活動は控えたいといつも思う。
そういう勘違いをしている人がとても多いと思っている。

被災地のボランティアセンターに入るといつも決めていることがある。
「有用な人になろう!」と
有能である必要がない(なりたくてもなれないのが事実かも)
それより 有用でありたいと!

そこの現場のトップがいかに自分がいることで仕事がしやすくなるか
たとえ自分のやり方と違っていたり、効率が悪いと思っても
多少のことは気にせず、求められていることのベストを尽くそうと
そういう気持ちで被災地の現場には入るようにしている。

被災した当初のボランティアセンターはかなり問題があった(これは仕方ないこと)
段取りやシミュレーションにいらいらしとことさえある。
そんなとき
ボランティア活動に来ていた二人の男性が
指示を出していた若い社協の職員に大声を出し怒っていた
その行為が どれだけ他の仕事を遅らせていたか・・・
結果 お手伝いしたい被災者に対し どれだけ邪魔な行為か
本人たちは気づいていなかったのだろう。

ボランティア活動慣れしている人も多いが
自分の力をひけらかしたり、自分のやり方を通したり・・・
そんなことが結果 被災者にとって有益なのかどうか
考えればわかること。
必要なのは 有能さを示すことではなく
有用な人になって、いまそこに いまその現場に
求められていることをそつなくやってのけてしまうこと。だと思う


自分のボランティア活動に対してのテーマ
「出来ることを、出来るだけ!」

押し売りになることなく
いま被災されてしまった方々の
本当に求めていることに応えていこうと努力する。
そこを第一に
出来ることを、出来るだけ!やっていこう。

CJ会メンバーも
何が出来るのか、何を始めるのかと考えているに違いない!

いまは各自で募金などをしていると思うが
長引くだろう復旧に向けて求められていることを
当会のメンバーの力を合わせ、出来るだけ支援をして行きたい。


※うちの会社の社員には
一度に1000円を募金するなら
100円ずつなら10回、10円ずつなら100回募金しよう!と話しています。
募金箱にお金を入れる瞬間は被災地を思い、心を寄せているはずだから
忘れてしまうことなく続けていこうと!

一人の社員が東北から5年たった今も
毎日募金を実践してくれている!
大切なことだよなぁ!!!