2016年7月25日月曜日

終活の技     ハゲタカ



人は年をとる。
私も年をとる。
同時にお世話になったあの方この方も・・・

先日、父の一周忌が終わりました。

私が20代30代の頃は父親とは意見が合わなくて
よく喧嘩したものでした。
甘ったれ二代目の特徴ですね。

その代わり、父親世代の方の言うことは良く聞くんですね~
これも二代目の特徴・・・

老人になれば怪我もすれば病気にもなる。

父の場合、晩年よく怒ってまして、その姿が若い頃の父を思い出す場面が多々ありました。

お世話になった先輩方のお見舞いに行ったりすると、家族に怒ってる姿をココのところよく見受けます。特に経営者。

”年をとると丸くなる”なんて言うけど、もっと年をとると
”昔に戻る”、これもホント。

年配の先輩から頂いた詩です↓↓↓



「最上のわざ」
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう--。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、けんきょに人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること--。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。まことのふるさとへ行くために--。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事--。
こうして何もできなくなれば、それをけんそんに承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。それは祈りだ--。
手は何もできない。けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために--。
すべてをなし終えたら、臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と--。

    『ホイヴェルス神父 日本人への贈り物』