2016年11月21日月曜日

受験      MK


長女18歳は大学受験を控えている。入試まで3か月余りとなった今秋にやっと受験勉強を始めたらしく、学校のある日は毎日夜9時頃まで自習室で勉強をしているらしい。

家に帰るとまず「飯!」と叫び、録画したお笑い番組をお菓子片手に「うひゃひゃ・うひゃひゃ」と人一倍甲高い笑い声を出し見入っている。そしてそのままテレビ前で眠りに落ち、朝を迎えるというのが日課だ。「おねえちゃん、そうとうたまってるのかな?」と妹たちが日頃しない心配をしている。JKなのだからお風呂位は入って欲しいものである。
 

今どきの大学受験は分からない用語が多い。先日も同い年の子を持つ社員さんに聞いた。

「子供どこの大学うけるの?」
「一応T大のAO入試を受けるみたいです。」
AO入試?」

何やら推薦入試のような単願のようなもので、受験者数減少のおり大学経営安定化の為、早期に入学者を確保しようとするものらしい。その子は無事合格したようで早速入学金を振り込んだそうだ。私立大学も生き残りをかけて大変なようである。

 
そんな長女の10月に受けた模試の結果をみせてもらった。1年前のE判定・D判定よりひとつだけランクが上がっただけである。

「こんなんじゃ、浪人するのか?下がつかえてるから浪人はダメだぞ!」
「わかってないなー。今A判定でたら勉強しなくなるよ」
「それに先生が必勝ローテーション組んでくれるから大丈夫だよ」
「徐々に入試に慣れるよう、10校くらい受験するから受験料よろしくね!」
「まじか・・」
「へたな鉄砲もなんとやら作戦よ」

  

四女が大学を卒業するのが10年後。我が家の財政逼迫は当分つづきそうである。