昨日、静岡県御殿場市の東富士演習場にて行われた陸上自衛隊・富士総合火力演習を見に行ってきました。
毎年人気の高いこの演習ですが、今年は約25,000人の観衆が集まり盛大に開催されました。
今年は入場券の倍率がなんと約30倍だったそうです。
当然、会場は大混雑でしたが、そこはさすが自衛隊の行事だけあって目立った混乱もなく非常に有意義でした。
この富士総合火力演習は、一般公開される演習のなかで日本で唯一実弾を使ったものです。
その迫力はすさまじく、爆風と鼓膜に響く爆音の連続でした。
私は初めてこの演習を見に行きましたので、もちろん実弾の迫力を体験するのも初めてでしたが、その迫力もさることながら、その命中率に度肝を抜かれました。
約3,000m離れた場所から目標物に向かって放たれた実弾は、寸分の狂いもなく的に命中する様は圧巻でした。
しかも、戦車が走りながら打っても正確に命中するんです。
隊員の皆さんのたゆまぬ努力が垣間見れた瞬間でした。
また今年の演習内容は「離島に敵が侵攻した想定」でした。中国の海洋進出を意識してのものだと思います。
そのようなことから水陸両用車も登場し、その走行スピードはもの凄く速かったです。なんと戦車で100km/h出るそうです。機動性の高さに、いや~驚きました。
写真の一番奥に写っているのは富士山です。素晴らしい天気、素晴らしい景色、そして隊員の皆さんの努力に裏打ちされた素晴らしい技術に感動しっぱなしの一日でした。