2019年9月16日月曜日

ラグビーワールドカップ開幕 Yuji.H

いよいよラグビーワールドカップが今週末の9月20日から11月2日の決勝まで、約1ヶ月半にわたって開催される。ワールドカップは4年に1度の開催だが、日本で行われるのは史上初。コアなラグビーファンにとっては4年に一度ではなく一生に一度を逃すなという合言葉の中、間も無くその瞬間が始まろうとしてる。
当然私も観戦に行く予定だ。そして全てを録画して観たいと思う。
ラグビーワールドカップの歴史はまだ日が浅く、今回で9回目を迎えるが、アジアでは初の開催となり、過去8回は優勝、準優勝国を始め、ベスト8に入る国でしか開催したことがない。にも関わらず、予選も突破したことの無い日本が開催国になることは物凄い奇跡である。

アジアでの初開催が選ばれた最大の理由は、アジアでのラグビー人口を増やすのが主催組織の狙いであるとのことである。アジアの中でも日本が開催国として選ばれた理由は、日本のラグビー競技人口が約13万人でアジア諸国の中では最大であり、1987年のワールドカップ第1回大会以来、日本が全てにおいて出場を果たしていた事も評価され決定したらしい。とても名誉なことである。

ワールドカップ予選を勝ち抜いてきた強豪国ばかりの20チームの中で、1勝でも勝つことはとても厳しいと思われるが、ランキングでは僅かに格下である初戦のロシア、サモアには確実に勝ち、前回大会に惜敗した格上のスコットランドにも勝ち、予選を突破してもらいたい。

ラグビー人気は少しずつ増えていると思われるが、ルールの難しさ等の理由で、まだまだ人気は伸び悩んでいるのが現実。昨年の一試合の平均観戦者数は6000人とサッカーJ2の平均7000人にも及ばなかった。

ラグビー最高峰カテゴリーのトップリーグもこのワールドカップが終わった後、完全プロ化になるとの話もある。企業スポーツでの平均観戦者数6000人という数は決して少なくは無い。しかし、ラグビーの素晴らしさをもっと伝えるためには、Jリーグが行ったように、プロ化と地域密着化を進めることが必須なのかもしれない。