2022年3月21日月曜日

まん防解禁…        SHUJI

マンボウ解禁…  明日からコロナ禍以前の形で営業が可能に。  これで全てがすぐに元に戻るとは思わないが… 飲食店が何の制約もなく、各社各店独自の営業スタイルでお店を開けられるのは久しぶり。  約2年間いろんな要請があり、営業時間や提供物まで制約もあった。  それが今日までで終了…(一旦なのかどうか?)という日を迎えた。  この間いろんなことがあった、同業者同士でも考え方からの分断があったり、経営者の本性が知れたり、思ってる以上の苦境だったり、温かいエールやサポートをいただくことも…   本当に内容の濃い期間だった。  コロナ禍以前には想像すら出来なかったなぁ…     日頃から危機管理はしっかり…などと言ってはいたが想定外のことが起き、ただただ反応を繰り返し、この場をやり過ごすしかなかったような気がする。  幸いなことに、各金融機関からの申し出があり当面の資金調達は速攻出来てはいたが、とても大きな売上減少や一気に減ってしまった客数を目の当たりにすると平常心を保つのは大変だった。   いくつかの大きな波があった…  コロナが流行してのすぐの時期や行政から酒類提供不可のお達しが出た時期は、頭を抱えた。 不安にもなった。 何人もの同業者の社長からも連絡や相談があった。  そんな時に訴えたのは『粛々とやろう!』というシンプルなものだった。   おかげで 当初からこのスタンスをずっと保ってきた当社はブレることなく淡々とやれてきたのではないだろうか。  『粛々と』出来る限り自力での努力に注力することのみ! というスタンスは個人的にも会社的にも変わらずに続けている。   酒類提供不可…の要請が明けた日からの集客は凄いものがあった。 まるで年末の繁忙期のようだった。 コツコツとずっと要請に従い、粛々と続けてきたことの結果が出てくれたとスタッフと喜び合えたのは嬉しかった。   飲食店にだけ出る協力金…  これも要請期間が長くなればなるほど、捉え方も変わって行ったように感じた。  初めは大変だよね!という空気だったが、後半は飲食業だけが!という空気に変わった…と同業者の社長はこぼしていた。   営業時間や扱う商品まで要請を出されてしまったのは飲食業界だけ、ということからこうなったのだが、今は全てが繋がっている社会…  飲食店を支え後方支援をしてくれている他業界のダメージも大きかったし、そこへももっと支援が必要だと感じた。   そんな諸々のことから、解放される日    前を向くのは当然だが、反省と点検もしっかりしていかなければならない。  今回のコロナ禍の自粛要請期間から、何かを学び 何かを選び、今後の力に変えて行かないと意味がない。  今の時代に必要だったんだ…と言えるよう、取捨選択して今日を迎えたことに責任を持って、正解だったと言えるよう、また頑張って行かないと!   この間 時間も短かったりお酒も飲めなかったりした時も来店していただけたお客様、何度もお弁当やテイクアウトをしてくれたお客様、エールを送ってくれたお客様。  少ない量でもしっかり配達してくれた業者さん、第一線で奮闘してくれた医療従事者…   誰一人コロナ罹患せず、粛々と頑張ってくれたスタッフ達、支えてくれた家族…   たくさんの方々への感謝から始めよう。   リスタート!出来る今の環境に感謝して。         追記   ロシアの…というより、一人の独裁者の ウクライナ侵略が一日も早く終わりますように…