残暑が…とか会話には出るが
確実に拭く風や日差しは夏を終えようと感じる
この夏は久しぶりに行動制限がない夏にはなった
でも世間はそれなりに自主的な行動制限をしていたように思う
同業各社の社長たちと話すと
コロナ禍期間の中で
この第7派の影響が1番こたえてる…という声が多い
店舗の営業に時短要請などの制約がない代わりに協力金などの支援策もない
来客数も日によってバラバラ、ゆえに
毎日の出勤スタッフの人員確保は必要でシフトも削れない
と思うと
スタッフ本人や家族のコロナ陽性者や濃厚接触者が出てきて
慢性的に人手不足の業界だが更に拍車をかけている
などの声をだいぶ耳にした
幸いにも
当社はまだスタッフからコロナ罹患者は出ていない
ほぼ毎週検査機関に行って抗原検査をし
まだ毎日の検温をはじめとする感染対策にはピリピリしている
まるで
当社罹患者第一号には絶対なれない…的な空気が流れてしまっている
ありがたさと申し訳なさと、少しかわいそうな気もする
もうこれだけあふれてしまっているので
もし誰かが罹患したとしてもそれは仕方ない、というつもりでもいる
今はただスタッフさんたちに感謝
そんななか
今回のコロナ禍により、既存の営業スタイルを見直す機会はもらった
知らず知らずのうちにたくさんのコレステロールが
日々の営業や店舗の運営に付いてしまっていたと知ることもできた
それらを一度そぎ落とせるのか考えてみる
簡単に言えば業務内容の見直しや利益率の見直しなどだ
必要なことと不必要なものの見極めをしたり
形骸化してしまっているものや曖昧なルールなど
メスを入れるのには良い機会になった
世間の常識もかなり変化があった
コロナ禍以前なら
接客スタッフが全員マスクをしていたら驚くかも知らないが
いまは逆に安心感や清潔感すら感じるし
アクリル板などで仕切られているほうが
パーソナルスペースが守られているようで
居心地がよかったり感じることもある
これからの
飲食する!ということにも変化はあるだろう
周りからはアフターコロナの飲食業についていろんな意見を聞くが
自分たちの出来ることは
そうは多くない、大手のそれとは大きく違い
大変革は出来ないかも知れない
だから
当社では初心に立ち返り
「omotenashi」 というこの業界の基本を
再度心にとめて
ホスピタリティの向上に努め
「oishii」 を追求し
食材の安心安全や丁寧な調理
清潔を大事にし痒い所に手が届くサービスを
真面目に真面目にこなして行こうと思っている
今じわじわと
苦しめられているのは…値上げラッシュ
協力金もいただけていなかった各業者さんから
どんどん届く「価格改定のお知らせ」…を見ると
痛い…キツイ…まじか…という思いは正直あるが
仕方ない…気持ちよく応じよう…助け合わねば…という気持ちでいることを決めている
更にこれからは
世界情勢や異常気象による食材不足の問題が大きくのしかかる
お肉の価格に関しては
高い安いより、高品質なものを抑えることでいっぱいいっぱい
商品をしっかり仕入れることが再優先の状況
今のところ
おかげさまでほんとに優良な仕入れ業者さんと
良好な関係を築けているので
まだ心強くありがたい状態だが
今後を考えると…汗
更に良いタッグを組んでいかないと大変だ
ずらずらと
ネガティブなことを並べてしまったが
そんな中でも良い営業が出来るように頑張るしかない!ので
心はいつもポジティブに
今後出てくるだろう問題も
ひとつずつ丁寧に向き合い
常勝志向で向かって行く
そのためにも
心と身体の健康には気をつけよう!