2011年9月12日月曜日

自称優等生

「學一隅不以三隅反則不復也」

四角形の一つの角を教えられたら、後の三つの角は自分で考えれば解ること。


それさえ解ろうとしない者には、もう何を教えても無駄である。


「論語」至言。

日本の議員は、どうも教えても無駄な人間が多過ぎて、

それが選挙でこうも出てこれてしまうという筋立てが、どうも奇怪でならない。

果たして、公費を供与されるべき人材がどれほどいるか...

それでも教育しなければないのなら、いっそチャート式でやらせないと埒があか

ない。

こんなになってしまったんだ日本は...という観が議員に象徴的。

顔に張りつめたものもなく...実は勉強する機会がない。

大学四年は遊びだし、出てからはビジネスか銀行か政経塾。

そこの実地も専務ぐらいまで精進すれば一端だが、課長もいかぬうちに議員になってしまう。

すべて中途半端な教育と社会位地から脱走して議員になってしまう。

人生ローダリング...

「お父さんには世話になった」「若いしこれからは若い人だ」で入ってこれてしまう。

具体的に何を世話してくれたのか、若いがどの点の若さがいいのか...

さっぱりない空気みたいなもの...

しかも不勉強だから、アンチョコで勉強したことにせざるを得ない。

若い頃本当に本を読んでいなかったことがバレバレな政治家ばかりになっている。

遊びも徹底せず、苦労もなく、凡庸でもなく...

経歴に留学とある者がいる。

一部は認知されている者がいる反面、何を学んだか不可解な者が多い。

実は留学や旅というのは自分を学ぶことである。

欧米の議員のように、熾烈な審査や選抜をくぐり抜けて候補者になってもいない。

返す刀で切り返しも出来ず、頭の回転はマニュアルだから柔軟性もない。

意気地もないから、「先生ついていきます...」

多分、欧米の市議にも当選はできないような知徳体のレベルが日本の国政レベル...

演説・辻立ち・宗教の説法の違いさえ解らぬレベル

それは、まさに国民の鏡...

A.I