CLUB JEST 東日本復興支援プロジェクト vol. 11
今回は『青葉学園サマーステイ』と題し
「子ども未来へのかけはしin所沢」と「CLUB JEST」との共催で
福島県の養護施設『青葉学園』から、児童13人 引率者3人 合計16人(全員女の子)を所沢へ招待し、8月5日~7日の二泊三日 おもいっきり外で遊べる所沢での夏休みを過ごしてもらいました。
8月5日
所沢から 子ども未来…の代表の井浦さんたちが福島の学園へお迎えに行ってくれました。
合流後、子どもたちは準備をし福島県からバスで所沢へ、 到着は15時過ぎになりました。
そのまま、今回の仕掛け人の一人でもある峯岸さん経営の宿泊先 古民家corot さんへ
バスを降りて来た子どもたちは、20人以上の見ず知らずの大人たちの迎えを受けて、少々緊張して顔が強ばっているようでした。
今回の宿泊先は築100年以上の古民家で、五右衛門風呂やご飯を炊く釜、ピザ釜などがあり、大広間も30畳くらいあります、ペットにヤギも飼っていて、子どもたちも喜んでいました。
まるでトトロに出てきそうなこの古民家で子どもたちも初めての経験や楽しい体験が出来たようです。
まず始めに 「吉本興業のご当地お笑い芸人 天狗さん」たちに緊張ムードを和らげていただくように つかみはお任せしました。さすがプロ 子供たちにも笑顔が戻ります。
次に いつも私たちのボランティアに賛同し出演してくれる「マジシャン慶さん」のマジックショー
子どもたちも初めて目の前で見るプロマジシャンのショーに引き込まれ、表情が硬かった子どもたちも次第に柔らかくなっていきました。慶さんにはBBQまで参加していただき、テーブルマジックの披露もしていただけました。 慶さん ありがとう!
続いて バルーン世界大会で優勝した「バルーンアーティストゆかさんとジュンさん」にバルーンショーをしていただきました。
今回は全員女の子なので、バルーンで作ったトトロや真っ黒黒助などで 古民家をデコレーションまでして、みんなを迎える準備を盛り上げてくれました。
ショーでは、おとなしかった子どもも手を上げたり、みんなでバルーンを作ったり たくさんの笑顔で時間が過ぎました。
「子ども未来バンド」の演奏で さんぽ をみんなで歌ったり、
サプライズで子どもたちからも、歌のプレゼントがありました!
一生懸命練習をしてくれたんでしょうね! ありがとう!
そろそろお腹がすいてきたので
みんなで庭に出て 手作りのピザを焼いたり BBQをやったり…
この頃になると 子どもたちは 元気一杯でボランティアさんの作ってくれた美味しい食事をたくさん食べていました。
「劇団どろんこ座さん」の唄う紙芝居も会場で披露され、みんなも手拍子をしながら楽しそうな時間を過ごせました。
ここで 「エミールさん」の特大ケーキが登場
社長が心を込めて丁寧に切り分けてみんなにサービスしてくれました。
卵屋さんから美味しいプリンの差し入れや 、 たくさんのお肉の差し入れなども多くの方からいただきました。
この場をお借りして! 「みなさん、本当にありがとうございました」
暗くなってきて、花火大会へと進み この頃は子どもたちはハイテンション 、順番で初めての五右衛門風呂にも入り、一泊目の就寝へ
8月6日 二日目の朝
早朝よりボランティアの方々が朝食作りをしてくださいました。
美味しい愛情たっぷりの朝食を食べたあとは 西武ドームまでの散歩です。
西武ドームに着いて、ライオンズの関係者の方の案内で特別にフィールド内へ 人工芝を体感し 3塁側のベンチに座っての記念写真や記者席やビクトリーロードなど 盛り沢山の特別見学コースを経験させていただきました。 ライオンズの Uさん ありがとうございました!
そこから レオライナーで西武園ゆうえんちのプールへ移動
プールでは自由に遊んでもらいました。
ボランティアさんが作ってくれた美味しいお弁当が届き 昼食
13時からは 西武園ゆうえんちへ それぞれが自由に遊んで16時に集合
突然の夕立ちの中 びしょ濡れになりながら歩いて 掬水亭へ移動
掬水亭では 貸切状態のお風呂に入り ひと休み
子どもたちより、付き添いの大人たちにとっていい休息の時間になりました(笑)
そこから レオライナーで西武ドームへ移動
対 日本ハム戦の試合を応援に
予め、全員に西武ライオンズの菊池雄星投手にサインをいただいた応援フラッグを用意しておいたので、ここでプレゼントしました。
そしたら偶然にも、この日の先発投手は菊池雄星投手でした。
俄然 応援にも力が入ります
雄星くん サインありがとうございました!
試合途中 またまた手作りの美味しいお弁当をいただき
アイスやかき氷を食べながらの試合観戦でした。
まず第一便のマイクロバスで小さい子どもたちが帰路に
その後 試合観戦の延長を希望したお姉ちゃんたちは、試合終了まで応援をして帰路に着きました
長い長い二日目も無事に終了~
8月7日 三日目 最終日の朝
朝イチから ボランティアさんたちで 流しそうめんの準備を~
ちょっと流れの速い 流しそうめん完成で 子どもたちは朝食
最後は手づかみでの流しそうめんとなっていました(笑)
トマトやブルーベリーや梨の流れる楽しい流しそうめんが終わると帰り支度の準備です。
古民家の前の畑にある芝生に集合し
CJ会のスタジオひろせの広瀬氏が自慢の空撮用ヘリコプターで上空から全員の集合写真を撮影してくれました。
楽しい時間は過ぎるのが本当に早い…
名残惜しさの中 所沢での夏休みも終わりに近づいてきました。
最後に 子どもたちから歌のプレゼント
ボランティアさんの女性が涙を流しながら唄っていたのが印象的でした。
歌詞にあった「支え合う」という言葉がぴったりの
全員で支え合いながら 子どもたちのために捧げた三日間でした。
最後の挨拶で子どもたちに「支える側の大人になってね!」というみんなからのエールは届いたんじゃないかな…と私は思っています。
たくさんの試練を背負っている子供たち
初めて会って強張らせた顔でバスを降りてきた子供たち
ほんの少しでも いろんなことを忘れてこの所沢で楽しめたならいいけど・・・
人生はマラソンです。まだまだ長いこれからの道のり
彼女たちの幸せを心から心からお祈りいたします!
笑顔でまた会おうね!
「ひげおじさん のあだ名をありがとう」
いろんな方々からいただいたご寄付やお品物、準備の段階からサポートしてくださった皆様、たくさんの裏方さんの作ってくれた美味しい食事やお弁当、ずっと一緒にいて写真撮影や録画を撮り続けてくれたボランティアさん、みんなが出かけた後に清掃担当の方々…
本当に多くのボランティアさんのおかげでなし得たこの企画 「出来ることを、出来るだけ!」これが私たちが初めから大事にしてきたスタンスですが、その言葉通りに出来たサマーステイだったと思いました。
今回 お声がけいただき 初めてタッグを組んだ『子ども未来へのかけはしin所沢』の素敵なメンバーやボランティアスタッフの方々に…
この場をお借りして心から御礼申し上げます!!
「ありがとうございました!」
CJ会は これからも
出来ることを、出来るだけ!
復興支援を続けて行きます。
PS: 今月のボランティアは 8月18日より23日まで
福島県南相馬ボランティア活動センターにて行う予定です
行ける方は現地でお会いしましょう!