2013年10月21日月曜日

お仕事探検塾?     SHUJI

お仕事探検塾 なるものをプラン中です。
いったいどんなことなのか?

今年の夏 福島県の養護施設の子供たちと出会いました。
養護施設という名前は耳にしたことがありましたが・・・
その内容や詳しい内情までは知りませんでした・・・
どんな理由でそこで生活をしているのか・・・
どんな問題があるのか・・・

先月 福島県の養護施設を訪ね、学園長からいろいろなお話を聞かせていただきました。
驚くことや胸が痛くなることもたくさん教えてもらえました。


そんな中に こんな話が・・・

施設の決まりとして、高校生までは施設に暮らすことが出来ますが
卒業と同時に施設を出て行かなければいけない・・・ということでした。

18歳で自活せよ。ということです。

当然、施設の方々や学校の先生からはアドバイスをいただけるでしょうが
18歳で・・・身寄りもない子供たちも一人で生きていかなければならなくなります。
家族のサポートもなく・・・

心細いだろうなぁ。。。

どこに住むのか?
どんな仕事をするのか?
社会とは? 世間とは? 常識とは?
これから 誰に教えてもらうのか・・・相談はだれに?

いろんな不安がいっぱいです。


私たちに出来ることは・・・何かないのか・・・
corotの峯岸さんと、考えて出した答えが


お仕事探検塾 なるものでした。


それは
施設にいられる間、在学中にたくさんの仕事場を体験してもらおう!というものです。
将来のやりたいことを見つけてもらうきっかけづくり

「所沢」という土地に縁をもってもらい、「所沢」の方々と知り合って、「所沢」の会社に職場体験で 回り
実際 就職の際に「所沢」も選択肢のひとつに!
もしも所沢以外で就職が決まったとしても「所沢」というところには相談できる人がいる!縁がある!

そのことがどれだけその子にとって心強いことか!
というようなお手伝いが出来ないだろうかと。


学園長に聞いたところ
卒業してから一年ぐらいは連絡も着くが・・・そのあとは・・・残念なことに連絡が途絶えてしまう人が多いらしい
18歳・・・まだまだいろんな教育やサポートが必要な時期

私たちは18歳から20歳までの、この2年間をサポート出来ないか?と思っています。

たとえば
住まいに関して、シェアハウスを考えてみたり
職場に関して、たくさんの情報や体験をさせてあげられないか・・・とか
そこには 私たちとの心のふれあいの時間も半ば強制的に・・・定期的な面談や食事会
地域との関わり合い、たとえば所沢祭りのボランティア参加

親が自分の子供に叱ることをその子たちがしたらしっかり叱らないと
自分の子供から就職の相談があったときと同じにアドバイスや耳の痛いことも言わないと
そんなサポートが出来ないだろうかと思案中でした。

先日 学園から連絡が峯岸さんに入りました。

「来春卒業する一人の子供が 所沢に行って話を聞いてみたい!」と言っていると
私たちはまだまだ手探りの状態ですが
少しでも力になりたい!と思っています。

現在は 所沢の各企業で職場見学をさせていただける会社を募集中です。
どんな仕事に就きたいのか?よりも
どんな仕事があるのか?という情報や体験をさせてあげられたらいいなぁと思っています。
何気なく家で親に聞いて得られる情報も・・・
あの子たちには不足しているのかもしれません。
私たちで出来ることがあるのではないか?を探っています。

もしお力添えをいただける人がいたり、賛同していただける人がいたら
声をかけてください!
問題山積なのは承知ですが・・・

出来ることを 出来るだけ! やってみようと思っています!