今日あたりで123円台半ばまで少し落ちましたがまだまだこんなものじゃ全然駄目です。
やはり私が思うに輸出入業全体で世界のパランスを含めても1ドル95円前後がベストだと思ってます。
確かにアベノミクス効果は輸出企業や、海外から訪れる観光客達に対しては一定の効果を大きく発揮しましたが、日本から旅立つ観光客者や、我々の企業の様な輸入がメインだとここ1年半程は相当厳しい現実です。
例えば今から2.5年前の2013年1月は1ドル89円でしたので、もし1000万の物を今購入すると1400万になります。実に400万もUPです。1億の商品だと1.4億となり4000万も増えてしまいます。うちの会社辺りでも年間数億円は輸入するので、為替損だけでも約1億程度になります。
これじゃどうにもなりません・・・
ただ販売している彼らはとくに利益を多くもらっているのではなく、全くいつも通りなので、それはそれで面白い話なんですが・・・
先月仕事で香港に行ってきましたが、お店で人気ブランドバックの値段を見たら日本で25万のバックが35万で売られてました。ちなみにミネラルウォーターも一昔前は1本70円だったのに130円でした。ほぼ日本で売っている者よりも全部強烈に高く感じます。
ただそれを感じているのは円安となっている我々日本人だけであり、逆に中国人はそれを安い安いと私の横で爆買いしているのです。彼らは逆に全ての物が付けている値段より7~6掛けに見えるからです。5年前の日本と全く逆転現象ですね。
現在長男がアメリカに留学してますが、車社会なので取りあえず売る時の事も考えプリウスの中古車を購入する事を進めました。送られてきた見積りを見ると、$19,000なので少し前の日本だと170万程度で妥当なのですが、振込した日が1ドル125円でしたので238万海外送金する事になり悲しい限りです。3年前とは70万の差があるのです。
息子の授業料もそうです。ただでさえ高額なのにここに為替が影響して1.5倍となっております。
これじゃ海外出張も海外旅行も留学も中々行けないですね。