2015年も残すところ2ヶ月となってしまいました。
巷は 年賀状の発売も開始され、年末モードに突入、徐々に慌ただしさを感じてきました、今年もほんとあっという間の一年ですね。
さて、最近の私の関心事ですが
「土葬の復活」です
先日TVに自然動物写真家の第一人者
宮﨑 学 氏 が出演されていて、その中で語られたことのことなのですが、「自然界にはムダな死などひとつのもない」という主張、例えば動物が自然の中で死んでいったあとその死体は小動物などが食べ、その後に昆虫、最期には土に還り、バクテリアなどの餌になり、見事な死から生へのバトンタッチが行なわれています。本来自然界の一部である私たち人間も、散々動植物を食べお世話になってのだから、最期はそのものの栄養となるのが本来の役目なのでは、ということを自然界から学んだそうです。
たしかにそうだな、今自分がこうして生きているのも、実はこの自然界のおかげなのだなとあらためて気付かされました。とすると、日本のほとんどの自治体で禁じられている土葬を復活させるべきという考えに至ったのであります。土葬というかたちで最期は自然界の栄養となり、せめてもの恩返をして人生を締めくくる。それが本来の死に方なのではないかと痛感させられました。
日本は本当に自然の豊かな国で、日本人は元来その自然に寄り添って生きてきたのだから、もう一度その考えを見直してみるべきなのではないかな。