先日10月に父の49日が終わり、
生前の頃はあまり行かなかった実家にも
ちょこちょこ帰るようになり、一人になった母親を見て
まだ亡くなって数ヶ月、こんなにも若返り、元気に過ごす様子を見て
女の強さと、男の切なさを感じる今日この頃、
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
最近の墓事情として、”合同墓”をご存知でしょうか?
他の名称では、”永代供養墓””合祀墓”などと言いますが
一言で言うと、一世帯ではなく他人様でもひとつの墓にみんなで
入りましょ!というお墓です。
理由として・・・
・お墓を受け継ぐ人がいない
・子供にお墓を守る負担をかけたくない
・お墓を立てる費用で悩んでいる
このように考える方々が、合同墓のある寺院、霊園を探す、
ということです。
これが良いか、悪いかはさておき、
実際ものすごい需要があります。
日本経済の低迷が長すぎたこともあるやもしれませんが
確実にお墓も含め、葬祭のあり方が変化していると確信します。
ちなみに最近建ったウチの墓は・・・
正面の文字に「高橋家之墓」ではなく、「先祖代々之墓」。
何せ家族構成が女姉妹3人。男私一人。
結婚はしたが跡継ぎがいない姉妹2人。
さらに父親は男兄弟の末っ子だが、本家に墓守がいなくなり
近くの我が墓に来るかも・・・
あ、私の家内は一人っ子だし・・・
そうです!高橋の墓は”合同墓”になるのです!
このような墓が多くなると墓を作る人がどんどん減ります。
いえ、減っています。
それではウチの家業が困るという話でした。