台湾南部で6日未明に起きた地震は、6日からの春節(旧正月)の連休で台北などの北部で暮らす人が南部の実家に帰るケースが多く、今回の地震はまさに帰省ラッシュを直撃した形で発生しました。
発生から丸二日が過ぎ、一般に被災者の生存率が下がるとされる発生後72時間が迫るなか、地震発生から52時間以上がたった今日の朝、45歳の女性1人が助け出され、また昼前には男性の生存者が1人救出されたニュースを見て「よかった」と思いましたが、依然として行方不明者は110人以上にのぼるようです。
現地では、昼夜を問わず懸命の救出活動が続いているようなので、一刻も早い作業の進展に期待するところです。
ところで皆さん、台湾は先の東日本大震災のときに、世界最高額の義援金を日本にくれたことをご存知でしょうか?
その額なんと2億5200万ドル。
金銭的な援助のみならず、毛布や衣服、食品などの生活必需品やボランティア活動も積極的に行ってくれたそうです。
恥ずかしながら私は今回の台湾南部地震で、このことを知りました。
今回の台湾南部地震で甚大な被害が出たことを受けて、さっそく「恩返し」の動きが東日本大震災で台湾からの支援を受けた被災地を中心に始まっているそうです。
素晴らしい活動だと思います。
自分の日々の生活のなかで、忙しさにかまけて「恩返し」の気持ちを忘れていないか、振り返ることの大切さを教えられたように思います。
そして何よりも、台湾南部地震の一刻も早い復旧のため、今自分に何ができるかを考え行動していきたいと思います。