2020年6月15日月曜日

まずは一区切り     SHUJI

今日
2020年6月15日の0時をもって
友人が執行猶予期間満了を迎えた。
長いようで・・・振り返ってみると短いような・・・

いろんなことがあった。ほんとに・・・

でも無事に命があり
今日を迎えたことは
心から嬉しい。

たった今
電話をもらい1時間くらい話したが
心も晴れ晴れとし清々しい声!
とはいかなかった。
それはそうだろうな・・・
いきなり今日をもって
聖人君主になれるはずはないから・・・

ここのところ
良く電話で話すと
不安や取り巻く環境が変わることへの恐怖心などが
かなり大きいのかなと察する。

メディアも彼だけではなく
彼の子供たちも容赦なく標的にする。
それを必死で守ろうとしてる姿は
本来の彼に間違いない。

これが彼の本当の姿!

自分が若くして
メディアに取り上げられたからこそ
感じる、表と裏。
それに耐えられるほど
人間は強くない。

いまいろんなゴシップに
マスコミが騒いでいるが
総攻撃を受けている一個人は
私たちと何ら変わらない一人の生身の人間
自分に置き換えたら想像を絶する地獄・・・

34年間 彼のそばにいて
良い時も悪い時も
マスコミのウソもホントも目の当たりにしてきて
つくづく思うのは・・・
やっぱりすべてが商業ベースということ
売れてなんぼの世界。
だから自分で手に取って読もうとは思わない。

これからも
そんな世界と接点を持ち続ける彼の
そばにいて
時には一緒に怒り
時には一緒に辛さを
共有していくんだろうと思う。


ある事件をきっかけに
一気にすべてを失った人間を目の前にして
出来たのは
寄り添っていることだけだった。

寄り添いながら
少しでも少しでも
良い生き方の方へ後押しをして・・・

うつに苦しんでいた時は
会話の全てを肯定し
最後は少しだけポジティブに評価して
昨日より今日の方が良くなってるねと
感じさせるだけだった。

そんなことを振り返りながら
これからを考える。
まだまだ
問題山積だと思うし
また彼が元気になればなったで
二人でけんかもするんだと思う。

もう何度も言い合いやけんかをしてきた・・・
兄弟みたいな関係だけに
口うるさい兄貴の所へは
来なくなってみたり・・・
でも何かあると必ず 来るし(笑)

いままでは
何かあると自分からも連絡を絶っていたが
これからは
何かあっても連絡はし続けようと思っている。

距離を置くと
今回の事件のように
良いことにはならないから・・・
いつまでも
口うるさい兄貴でいようと
再度思えた 今日の彼の素直な電話だった。

これからが
本当の闘いの毎日だろう
彼なら必ず 闘い続け
勝ちをつかんでくれると信じている。

今日で
裁判所に提出した
身元引受の監督者としての
役割は無事に終了した。
正直
命があり今日を迎えたことは
最高に嬉しい。
そのくらい
いろんなことがあったからなぁ・・・。

輝かしい世界に
また返り咲き
活躍してほしい。
彼はそんな星を持っているだろうから。