2012年10月23日火曜日

スロベニア 共和国 Yuji.H

先日出張でスロベニア共和国というわずか人口200万(栃木県とほぼ同じ)しかいないヨーロッパの小さな国を訪問してきました。位置がわからない方も多いと思いますが、アルプスを背にイタリア、オーストリア、ハンガリー、クロアチアに囲まれています。

今回のヨーロッパ出張の目的は、ドイツとイギリスの取引先訪問でしたが、以前よりスロベニアにはとても興味があり、オフを利用し思いきって訪問してきました。何故、興味があったかというと、旧ユーゴスラビア時代では社会主義国家で大変貧しい国でして、ニュースでも内戦状況がよく放映されていた記憶もまだ最近の事です。

その国が1991年に独立して以来わずか10数年でGNPでもEUを代表する国になり、スポーツ面では、2010年に南アフリカで行われたFIFAワールドカップにも出場したり、バスケットのNBAにも多くの選手を送り込む等、メジャーなスポーツでは強豪国となり、国民性は日本に似て勤勉で努力家の国という、是非そんか国を肌で感じる事で何か人生のヒントになると思い行ってきました。

現地では2日間滞在してきましたが、まず私の目に入ってきたのが、全ての人が生き生きとした目をしているのが感じられました。笑いや笑顔は絶えません。風景は建物一つ一つがとても綺麗で、路上もゴミが一つも落ちてなく、人々もとても親切にしてくれました。

街並みも全てが手入れがされていて、歴史建造物も多数あり、そこにいるだけで幸せを与えてくれそうに感じる国でした。

とてもこの国がつい最近まで内戦を繰り返してきたとはとても信じ難く、ユーゴスラビア解体から独立し、わずか20年という歳月の中、国民一人一人が復興に全力をあげたからこそ、今日のスロベニアが出来たんだなと染み染み思う国でした。

税金も安く、物資も豊富にそろい、街路の至る所で、お洒落なカフェが立ち並び、観光産業も発展し、多数ある教会を始め、まるで絵はがきの様な湖や、アルプスの山々等、一週間はいても見切れないぐらいです。
次はプライベートでまた是非行きたいと思いました。

人生常にポジティブに生き、常に笑顔で毎日を頑張ろうなんて、月並みな考えですが、強く心に残る国とまた出会う事ができました。

また、そんなマイナーな国を探して一年に最低一回は訪問してみたいと思います。

スロベニア最高!!

追伸 翌日ロンドンに移動しましたが、大都会過ぎて街は汚なく、オリンピックが終われば通常のゴミゴミした街に戻ったみたいで、心が洗われたスロベニアとのかなりのギャップに意気消沈しました。